2011年04月28日

いねむり先生

伊集院静『いねむり先生』

いねむり先生 [単行本] / 伊集院 静 (著); 集英社 (刊)

早々と、今年の1番をあげてもいいかな?
と思っています。

伊集院さんの作品は『海峡』がベストだと
言い続けていたのですが・・・

故・阿佐田哲也氏との交流が主題なのですが、
細やかな交情が、ひたすら胸を打ちます。

アウトローという生き様の中で
人と人とが寄りそうことが、
こんなにも心地よく感じられ、
素直な気持ちで読めることがうれしい。

40年も前に読んだビートニック小説『路上』を思い出しました。

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2011年04月14日

女王国の城

有栖川有栖『女王国の城』(上・下)

女王国の城 上 (創元推理文庫) [文庫] / 有栖川 有栖 (著); 東京創元社 (刊)

女王国の城 下 (創元推理文庫) [文庫] / 有栖川 有栖 (著); 東京創元社 (刊)

これも文庫化されたので、あらためてご紹介。

有栖川氏は、なんといっても本格ミステリーでは
今やおしもおされぬ大御所でありますが、
このシリーズ(4部作)が、ともかく一番の出来ですね。


『月光ゲーム』『孤島パズル』『双頭の悪魔』
に続く本作がこれ。

主人公は英都大推理研究会の面々。

どの作も、スケールの大きな舞台が、
いずれも密室状況で登場するので、
ミステリーにありがちなチマチマ感がなく、胸躍ります。

一作目から四作目まで20年もかかったのに
主人公は今だに大学生なんですよ。
未読の方はまずは、『月光ゲーム』からおはじめを。



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