2012年12月17日

神去なあなあ夜話

三浦しをん『神去なあなあ夜話』(徳間書店)

神去なあなあ夜話 [単行本] / 三浦しをん (著); 徳間書店 (刊)

久しぶりに、誰を書こうかと思ったら
やはり三浦しをんになってしまいました。

なんといっても、今、
アブラのりのりの人じゃないでしょうか。

これは『神去なあなあ日常』の続編で
お得意の職業もの。
杣人(そまびと)の生活を、
彼女独特の目線でとらえた作品。

今までも、
便利屋、狂言師、辞書編集者など
様々な仕事を持つ人々を主人公にしている三浦作品なのだけど、
近頃、ちょっと気が付いたことがありました。

それは、どうやら、
彼女は仕事の描写が大切なのではなく
「働く」という行為に思いをのせているのではないか?
ということ。

彼女の小説の読後感が爽やかなのは、
無作為の「働く」という行動に、
自分も共感させられずにいられない
ダマシ上手のせいでしょう。

posted by boss at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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